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中期胎児スクリーニング検査(中期胎児ドック)
中期胎児スクリーニング検査の目的
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中期胎児スクリーニング検査(中期胎児ドック)は、赤ちゃんの形態異常
(体の構造や成長に関する異常)をチェックする検査として利用されています。
一般的には、生まれた赤ちゃんの3%に何らかの構造異常があるといわれています。
超音波診断機器の進歩に伴い、それらの多くが出生前に検出でき、関連した兆候も察知することができるようになってきました。万が一、胎児に何らかの異常を認めた場合は、生後の治療につなげるため、最適な分娩施設を選択することも可能となります。
以下の項目を観察します
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胎児の推定体重の計測
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羊水量
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頭部:大脳・小脳・脳室(脳内部の脳脊髄液で満たされた部分)・脈絡叢(脳室内で血管が発達した部分)
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顔面:鼻骨・口唇・眼球
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心臓:心臓の軸・4つの部屋・大血管の走行
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胸部:肺・胸水
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腹部:胃泡・肝臓・腸管・腎臓・膀胱
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背骨:椎(頚椎・胸椎・腰椎・仙骨)
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四肢:左右の手足
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臍帯(へその緒) :血管の数(3本)・胎盤付着部位
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性別:男の子や女の子か
中期胎児スクリーニング検査の対象は?
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妊娠25週前後で行うのが最適です。
他院で妊婦健診を受けてる方も検査可能です。
妊娠25週前後は、赤ちゃんの体ができあがりつつあるため、体の構造や形状をくわしく見ることができます。
他の出生前検査を受けていなくても、中期胎児スクリーニング検査のみ受ける方もいらっしゃいます。
中期胎児スクリーニング検査の方法
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中期胎児スクリーニング検査は、精密超音波検査を行います。
当クリニックでは、FMF認定資格を保有しているスタッフが胎児の精密超音波検査を行います。
中期胎児スクリーニング検査の方法
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エコー検査を行いながら、その場で日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医・指導医がご説明いたします。
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中期胎児スクリーニング検査の料金
※自費初再診料が別途かかります。(初診の場合:6,600円、再診の場合2,200円)
中期胎児スクリーニング検査の流れ
2. ご来院・結果説明
精密超音波検査(中期胎児スクリーニング検査)を行います。
エコーを見ながら検査結果を説明いたします。
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