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卵巣がん
卵巣がんとは?
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卵巣がんは、卵巣にできる悪性腫瘍です。卵巣がんができても、
はじめはほとんど自覚症状がなく、なかなか早期診断が難しいがんです。
卵巣がんは40代から発症率が増加し、50~60代が発症のピークとなりますが、若い女性に多いタイプの卵巣がんもあります。
発症初期には自覚症状がなく、腫瘍が大きくなったり腹水が溜まってくると、おなかが張る・痛む、頻尿や便秘、下腹部のしこりといった自覚症状が現れます。
卵巣がんの早期発見のために
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女性が腹部に違和感を感じた場合は、早めに婦人科を受診しましょう。
また、定期的に経膣エコー検査で卵巣の状態をチェックすることも大切です。
初期の卵巣がんは、自覚症状がほとんどありません。おなかが張る、腹部の違和感などの症状があって受診した時には、すでにがんが進行していることも少なくありません。
少しでも腹部に違和感を感じたら、早めに婦人科で検査を受けましょう。
卵巣がんの検査
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卵巣はおなかの中にあるため、診察や画像検査では
良性卵巣腫瘍との区別が難しいこともあります。
卵巣がんの検診は、内診・直腸診、超音波検査、CT検査・MRI検査、腫瘍マーカー検査(CA125)などをおこないます。
内診、直腸診
お腹を触ったり、腟やお尻に指を入れて、子宮や卵巣、または直腸とその周囲の状態を調べます。
超音波検査
腹部や膣の中から、超音波を用いて腫瘍の大きさや状態、周囲の臓器との位置関係やほかの臓器やリンパ節への転移の有無を調べます。
CT検査・MRI検査
腫瘍の大きさや形、遠隔臓器への転移の有無、リンパ節転移の診断、周辺臓器への浸潤(がんの広がり)の程度などを調べます。
※高度医療機関にご紹介いたします。
腫瘍マーカー検査(CA125)
腫瘍マーカーとは、体のどこかにがんが潜んでいると異常値を示す血液検査の項目のことです。卵巣がんの場合、がんの可能性や転移・再発の指標、治療の効果判定などのためにも用いられています。
卵巣がんの腫瘍マーカーとして代表的なのが「CA125」です。
ただし、CA125は卵巣がん以外の病気(子宮内膜症や子宮筋腫、子宮がん、良性卵巣腫瘍など)によっても高値を示すことがあり、 CA125だけでは確定診断はできません。
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