子宮の教科書 第四十八話
「対策」 痛みがあまりにひどいときは病院にいこう!
Q11 生理の出血量が多くていつも不安!
A 出血量の比例して痛みも強いはず。
そんなときはピルが有効!
将来の病気予防にも。
生理痛のほかに、生理時の出血量が多いという悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。出血の量が多いと、当然痛みも強くなるからです。
とくに子どもを産んでない人は、生理初日にはがれた子宮内膜が一度に出ようとすることで子宮が強く収縮するため、痛みもかなり重くなります。
これらの重い生理の解決策として最近よく使われるのが、「低用量ピル」です。
ピルは子宮内膜をあまり厚くさせない働きもするんです!
そのため、結果として生理期間も短く出血量も減ります。これは、ひどい生理痛や子宮内膜症などの病気の防止治療にも、とっても効果があります。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン) https://www.amazon.co.jp/dp/4799312499