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子宮の教科書 第九十九話

「対策」

妊娠をのぞむなら、健診と早期発見、そして早めの治療を 


子宮筋腫はガンではないので、先生によって対応はまちまちでしょう。10人違う先生のところに行ったら、みな違う答えをいうかもしれません。

手術する、しない、放っておく、放っておかない、注射の治療、ホルモン治療など、……。

それぞれの先生の考え方もちがいます。

「『けっこう大きいけどいいんじゃない?様子を見れば』と別の先生にいわれていたんです」という患者さんを診たら、ものすごく大きい筋腫を持っている方もいました。

僕自身は、妊娠を考えているんだったら、早めに治療してください、というふうに勤めています。同じ産婦人科でも立場が違うと、患者さんへの態度も、方針も違うので、なかなか難しいところです。

また、早く子どもを産むほうがいいとはいえ、なかなかそう上手くいきません。そういう場合は、低用量ピルを使うこともあります。


著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)

引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)


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