子宮の教科書 第百二十二話
ガンになる前に治療すれば妊娠、出産できる
「再検査」といわれたら、まずは精密検査をする必要があります。「再検査」とはいえ、ほとんど心配のない軽い症状のものから、ガンの一歩手前でかなり悪いものまで個人差があるからです。
当然、ガンの状態に近いものは、早めに治療したり、子宮を取らないまでもその一部を取るなどの手術が必要な人もいます。
逆に軽ければ、自分自身の免疫力で自然とウィルスを治してしまう人もいます。
当然症状は何も出ませんし、見てわかるものでもありません。顕微鏡を見てはじめて細胞レベルでわかるものなのです。
著者:宗田 聡医師(広尾レディース院長)
引用:31歳からの子宮の教科書(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)